腱鞘炎の原因とは
そもそもの腱鞘炎の原因とは、基本的に腕の筋肉の使いすぎによって起こります。
ただ、痛みの出ている部分が根本的な原因ではなく、前腕と言われる肘から先の全体的な筋肉や、指の間の細かい筋肉が原因で起こっていることがほとんどなのです。
なので、腱鞘炎になってもしばらくすれば炎症が治まってきて痛みが消えてきたりもするのですが、根本的な原因の腕や指の間の緊張が残っているから、また腱鞘炎による痛みが出てきてしまいます。
今回はその腱鞘炎の根本的な原因である前腕や指の間のケアをご紹介していきます1
腱鞘炎のセルフケア
まずは前腕のケアをお話ししていきます。前側と後側の二つあります。
まずは写真のように、肘をしっかり伸ばして手の甲を反対の手で折り曲げます。この時に手の甲から肘あたりにかけて突っ張ったような感じがあると思います。
引っ張るての強さでストレッチの強さを調整して、痛すぎない、ちょっと伸びている感じがある程度の強さでストレッチを行います。
そして次は反対側。これも肘をしっかり伸ばして今度は写真のように手のひら側の指先を引っ張って伸ばします。
この時に手首のあたりから腕の前側に突っ張る感じがあれば正解!
注意点としてはしっかり指先を持って引っ張ること!こうしないとストレッチの効きが悪くなるので、必ず指先に手を当てて引っ張るようにしてください!
そして指の間はマッサージを行います。指の間も親指と人差し指の間、人差し指と中指の間というように一つ一つ行い、上の方や下の方など色々な部分を指を使って押していきます。
基本的に腱鞘炎の原因となっているところは押したら痛みが出たりするので、痛みが出るところは、集中的にマッサージを行うようにしましょう!
このような形で腱鞘炎がしっかり治るようにセルフケアを行なっていきます。
ただやはり腱鞘炎は先ほどお伝えしたように筋肉の使いすぎが一番の原因なので、極力使いすぎ、負担をかけすぎている場合はその負担をまずは軽減、なくすことがいちばんの近道になるので、できる方はそうされてください!