テニス肘の原因とは
テニス肘の原因はオーバーユース(使いすぎ)と定義されています。
主に、バックハンドで酷使される肘外側の痛み、フォアハンドで酷使される肘内側の痛みがあります。
なので、本来使いすぎということであれば、十分な回復期間を確保できれば、症状は治まっていくはずです。
ですが、学生の部活動のように毎日ハードな練習をこなしているわけでもなく、週1回程度の低頻度、かつ趣味の範囲でハードにこなしているわけでもなく、週に6日は肘に負荷のかかるようなことはしていないにも関わらず、肘の痛みが出てしまう…
それは、肘を含む、肩・肩甲骨・手首・指の動きの連動がうまくいっていないことによって、過度に肘の負荷が高まっていることが考えられます。
今回は、そんなテニス肘に悩む方へ、肘の負荷を減らすためのセルフケアを紹介していきます。
テニス肘のセルフケア
肩・肩甲骨・肘・手首・指までの筋膜を刺激し、関節の連動性を円滑にするための運動を紹介します。
これらの関節の連動が改善されると、肘の負荷が軽減することが期待できます。
写真のように、立った状態で、左右の手を横に開いてください、この時に左右の手が水平になるようにし、肩の力を抜きます。
一方の手を前側にねじり、反対の手を後側にねじります。
しっかりねじりきるまで行ってください。
次に、それぞれ左右の手の動きを逆にします。
この動きを交互に繰り返します。
時間は、1分以上行ってください。
頻度としては、1日に3回以上が目安です。
関節の連動が悪い場合は、どこかに突っ張るような感覚があると思います。
そこが、あなたの肘の負荷を過度にしている、動きの悪い部分です。肘以外にも原因はあります。ぜひ、念入りにこの運動を行ってみてください。