力仕事で背中が張る方は多いと思いますが、そういう方には特徴があります。
・モモ裏の筋肉、ハフストリングスが固いからです。
・ふくらはぎの筋肉が硬いから
いや体は柔いけど!っと思ってる方は要注意です。
よく体固いですか?と聞くと皆さん前屈はできて床につくと口をそろえて言います。
では何故床に手がつくのにモモ裏や膨らはぎが固いと言うのには理由があります。
それは、骨盤が前に倒れず背中が丸まり床に手がついてるからです。
モモ裏のハムストリングスは、骨盤の下の座骨結節に付きます。
この筋肉が固いと前屈したときに骨盤の動きが制限されるので、代わりに背中が代償して大きく前に動きます。(背中を丸める感じです)
この時に首から腰までの筋肉、脊柱起立筋が伸ばされます。
重たいものを持つときに背中を丸めて持とうとしてしまうので、筋肉が引き延ばされやすいので、傷めたり疲労の原因になってきます。
こうやって背中が張りやすくなります。
なので、ハムストリングスを伸ばすストレッチがお勧めです。
やり方なんですが、ベッドや椅子に片足のかかとを置いて膝を曲げます。
そこから上半身を足先の方向に倒しもも裏が張ってきたのを確認したら、つま先を持ちつま先を引き寄せます。
ハムストリングスと下腿三頭筋(ふくらはぎ)は筋肉の表面の筋膜で繋がってるので一緒に伸ばすことが大切です。
膝や腰が痛くなければそのまま30秒ストレッチをやってみてください。
もう一つ大事なのが、ふくらはぎの筋肉です。
よく足首が固いとおっしゃる方がいるのですが、主にふくらはぎからアキレス腱にかけての筋肉が硬く前屈で伸びにくいのでこれも骨盤が前に行くにくい原因をつくり背中の負担が増えますのでストレッチをお勧めします。
やり方は、よくあるアキレス腱伸ばしなんですが踵を地面につけた状態から膝を伸ばす感じで、30秒してみて下さい。
伸びている感覚があればしっかりできているという事になります。
アキレス腱が悪い方は無理をなさらずやってみて下さい。