薬を飲まなくてはならないほど強い生理痛でお悩みの方へのセルフケア

なぜ強い生理痛が起こるのか?

女性の方は生理がある限り生理痛はつきもの・・・と思っている方もいらっしゃるかもしれないですが、ただやはり強い生理痛となると生活するのもしんどいし、気持ちも億劫になって辛いですよね。

そのように強すぎる生理痛はやはり体の異常を表しています。もしかしたら何か病気が隠れていることもあるので、あまりにも辛い生理痛でお悩みの場合はまずは病院で検査をしてみましょう!

ただ、検査をして何も異常が見つからなくても強い生理痛で悩む方もいらっしゃいます。

そんな強い生理痛の原因は「子宮の血液循環が悪い」ことです。

生理というのは血液によって子宮内膜が分厚くなったものが約1ヶ月で剥がれて体外に排出されるものです。

なので、その内膜を作る血液の循環が悪かったり、ドロドロ血液だと排出される際に強い痛みを伴ってしまいます。

そこで今回は子宮の血液循環を改善するツボとセルフケアをご紹介していきますね!

子宮の循環を良くする2つのツボ

1、三陰交(さんいんこう)

場所は内くるぶしから指4本分上の、スネの際です。場所というのはある程度目安なので、この辺りで押して痛いところをグリグリ押したり、写真のようにお灸を使ってあげるのもいいです!

このツボは婦人科系の悩みでは必須のツボ!特に血液の循環を良くするのに特化しているのでオススメのツボです。

2、血海(けっかい)

場所は膝のお皿の内側の角から指三本分上のところにあります。これもある程度目安なので、この辺りで押して痛いところをしっかりマッサージするようにしてください。

特に生理痛が強い方はこの辺りにゴリゴリのスジがあることが多いです!

生理痛に対してのストレッチ

生理痛の原因は子宮の血液循環が悪いこと!と先ほど説明しましたが、子宮の血液循環と関連する筋肉があります。それはお尻の筋肉です!

お尻の筋肉が硬いと骨盤が全体的に硬くなってしまいます。子宮というのは骨盤の中に入っているものになるので、骨盤が硬くなってしまうと骨盤の中の血液の循環が悪くなり、結果子宮の血液循環も悪くなるのです。

なので子宮の血液循環を改善するためにはお尻のストレッチが必要です。

【やり方】

1、仰向けで寝て写真のように足を組みます。

2、足の外側と股の間から手を入れて膝を抱えます。

3、太ももを胸につけるように膝を抱え込むようにして引っ張りストレッチを行います。

下から見るとこんな感じです。

一回あたり20秒くらいしっかり伸ばしてください。

また、どのケアも同じですが1日一回だけとかじゃなくて、1日にできる限り何回も行ってあげたほうが改善は早いので、なるべくストレッチを行うようにしてくださいね!

もしも体が硬くてすぐ痛くなるという方は自分のペースでいいので、できる範囲で負荷をかけていってみてくださいね。

 

このような感じで薬を飲まないといけないほど強い生理痛で悩んでいる方は、まずは病院に行って何も病気がないか確認する。

そしてツボ押しやストレッチを行い、少しでも生理痛が軽くなるようにセルフケアをしてみてくださいね1

※得られる施術効果には個人差があります。