ポッコリお腹の原因
ポッコリお腹は、主に以下の原因が考えられます。
人によって、これらの原因が複雑にからみあっていることが多いです。
☑内臓脂肪
☑姿勢・骨盤のゆがみ
☑内臓下垂
☑便秘・ガスが溜まる
今回は、姿勢・骨盤の歪みに着目してセルフケアをお伝えしていきます。
姿勢が猫背という方は注意が必要です。猫背が続くと、体の前側の筋肉(おなかや股関節の前側など)が固まり、立った時に下腹部を前に突き出すような姿勢をとってしまいます。
また猫背では、胸郭がつぶれ、うまく広げれなくなることで、呼吸も浅くなるため、腹部インナーマッスルがうまく使えなくなり、ますます姿勢が崩れます。
骨盤の歪みでは、足を組む癖がある、横すわり(足を片側に流すような座り方)などの骨盤がねじれるような姿勢をとっていることで、骨盤の安定性が次第に失われ、内臓を支える力が弱り、内臓が下垂してしまう事で、ポッコリお腹の原因となります。
ポッコリお腹のセルフケア~姿勢・骨盤の歪み編
骨盤が姿勢の要
あなたは姿勢を正すときに、何を意識していますか?
多くの方が、背筋を伸ばし胸を張るようにされると思います。
しかし、それは背中の筋肉を無理に緊張させて保持するので、背中がつかれてしまい、長くは続けることができません。
ここでポイントになるのが、骨盤です。
骨盤は姿勢の要です。
多くの方が、座位姿勢に於いて、骨盤が後方に傾いている姿勢(骨盤の後傾・腰を骨盤から丸めている姿勢)になっていることで、背中全体が丸くなっているのです。
この状態では、骨盤より上は、いくら背中を意識しても、無理に背中を緊張させることでしか姿勢を保持できませんし、すぐに疲れるどころか、反り腰や、今回の悩みでもある、ポッコリお腹の原因になてっしまいます。
骨盤を立てる感覚を身につけましょう!!
まずは、自分が座っているときに、どのような姿勢をとっているかを、写真や動画で確認みてください。
写真のような姿勢になっていませんか?
こうなっている場合は、骨盤が後ろに倒れています。
では、どうすればよいのか?
答えは簡単です。
骨盤を立てることです。
次の写真は、骨盤を立てたものです。
ですが、なかなか骨盤を立てるということをしてきていない為、急にはこの状態を保持できません。
ですのでまずは、骨盤を立てた状態(2枚目の写真)と後ろに倒した状態(1枚目の写真)を、交互に繰り返し動かしながら、骨盤を立てるためのバランスを体に覚えさせていきましょう。
地味な運動ですが、この運動を繰り返しやりこんでいくことで、骨盤を立てる感覚が身についてきます。
回数には制限はありません。
急には変化はでませんが、しっかり身につくまで繰り返し行ってみてください。
最初は、骨盤に手を当てながら行ったほうが意識しやすいと思います。
是非、試してくださいね!!
*動きのあるセルフケアですので、是非動画でもご確認ください。
そもそもこの姿勢はとらないで!!
足を組む、横すわりなど、骨盤がねじれる姿勢は基本的に取らないように意識することが大事です。
癖になってしまっている方は、普段から気づいたら、そのような姿勢をやめていけるように努力してください。
最後に
姿勢というものは、すぐに変えていくことの難しいものですが、日々の意識でちゃんと変わっていきます、そん先にポッコリお腹の解消にもつながりますので、頑張られてください。