仕事でずっとパソコンと向き合っていて肩こりがある方のセルフケア

パソコンをずっとしていて肩こりがある場合大きな原因が2つあります。

・肘を曲げて指を使うこと

・肩甲骨と頭が前に行くこと

 

では何で指を長時間使うと肩が凝るのでしょうか?

まず、パソコンでキーボードを叩くときって重力に逆らって指を上にはね上げるときに力を使います。

その為、肘の外側から手の甲を通って指まで行く筋肉、総指伸筋という筋肉が疲労を起こし固くなります。

腕の総指伸筋から首肩まで、筋肉は違えど表面は同じ膜で覆われていますのでその膜が引っ張られることによってあたかも肩が凝ってるような感覚が生じます。

服の袖を引っ張ってみたらわかると思いますが肩まで引っ張られるでしょ!?

パソコンでキーボードを触るときに肘を曲げた状態ですが、肘を曲げる筋肉の上腕二頭筋も同時に疲労します。

 

あとはパソコンをのぞき込むときに首や肩甲骨が前に行きますので、その状態は肩の筋肉が引き延ばされるのであたかも肩が悪いように感じます。

この状態が続くと肩甲骨や首を前に動かす筋肉が疲労して固まり姿勢が悪くなります。

 

では、今から2つのストレッチをしていきましょう。

 

まずは手の総指伸筋ですが、椅子に座り手の甲を太ももにつけます。

この時に指が手前にきて肘を曲げしっかり太ももに押し当てます。

そこからしっかり肘を伸ばしていきます。

肘や手首が痛い場合はあまり無理をなさらずに30秒伸ばしてください。

 

あとは肩甲骨と首と上腕二頭筋のストレッチです。

腰で指同士を絡め手を組みます。

その状態から手を天井に上げながら肩甲骨を伸ばし、一緒に口を閉じた状態から顎を天井に突き出すように首前面の筋肉を伸ばしていきます。

この時、首や背中や肩関節が痛い方は無理をなさらず、30秒行ってみてください。

※得られる施術効果には個人差があります。